INTRODUCTION & STORY

INTRODUCTION

『特捜密殺員』シリーズは、1993年より坂東聖監督が自ら企画・製作をはじめ、記念すべき第1作は1997年に完成。以来シリーズ化され、計7作。スピンオフが4作ある長期シリーズである。2014年製作の『特捜密殺員~深き想い~』以来の新作となる今作では、フリーの殺し屋として闇社会に暗躍する元戦場ジャーナリスト・伸山賢兵役に大ヒットVシネマ『日本統一』シリーズの三代目侠和会直参長谷川組組長・長谷川大輔こと大山大介と、殺し屋一味「夜叉組」の〝影夜叉〟を名乗る女暗殺者・沖村遼子役にラジオ、CM、舞台で活躍中の若手女優・岡田彩花の二人をW主演に迎え、さらなる『特捜密殺員』の世界観を描く。そして、特捜密殺員を率いるチーフ・神岡将士役に『龍帝』シリーズの市原剛、志水舞瑠役に楠本千奈、ナレーターに中井杏奈ほか、神咲絵美、ばんこく、なめ茸鶴生、太三、志津将寿、アレスら龍帝組レギュラー陣がその脇を固め、さらに『超電子バイオマン』ピンクファイブ/桂木ひかること牧野美千子、『世界忍者戦ジライヤ』磁雷矢/山地闘破こと筒井巧ら特撮ヒーロー俳優のレジェンドがゲスト出演するなど、シリーズ最新作に相応しい豪華なキャスティングが実現した!

STORY

かつて、日本政府が凶悪犯罪撲滅のために極秘で組織した秘密警察「特捜密殺員」のチーフにして、〝伝説の殺し屋〟と恐れられた春藤敬介が姿を消して16年――その後、多くの殉職者を出しながらも現在、春藤の後任を務めるのは元警視庁組織犯罪対策第四課の警部・神岡将士であった。犯罪者に対して容赦のない神岡の捜査は強引かつ乱暴極まりないものであり、人員のスカウトも彼の独断で行われ、戦力拡大のためには本来取り締まるべき殺し屋も対象となっていた。そんな中、神岡が新たに目をつけたのは、フリーの殺し屋であり、古武道の達人である元戦場ジャーナリストの伸山賢兵であった。ある日、伸山は謎の女暗殺者の襲撃を受けるが、偶然現れたかつての武道の師匠の娘・志水舞瑠に助けられる。舞瑠の話では、女暗殺者といえば、忍者の末裔と噂される殺し屋一味「夜叉組」の仕業ではないか?と推測するが…。